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登山日記
| 期日 | 平成18年12月3日(日)(12月2日晩餐会終了後、朝明茶屋泊) |
| 場所 | 鈴鹿山系 御在所岳 (1)中道〜山頂朝陽台〜裏道コース(総勢64名) (2)ロープウエイ〜朝陽台〜裏道コース(総勢7名) |
| 行程 | 朝明茶屋6:15 ― 中道登山口6:40〜7:15 ― おばれ岩7:50〜8:00 ― キレット8:45〜9:10 ― 山頂朝陽台10:00〜10:35(ロ−プウエイ組と合流) ― 前壁ルンゼ前11:00〜10 ― 藤内沢出合11:30〜40 ― 藤内小屋12:05〜13:00 ― 裏道登山口13:30〜14:10 |
7時15分登山開始。以下中道コースの概要です。
10指に余る御在所岳登山コース中で中道を登路に選んだのは、最も急峻で見晴らしが良く鎖場のキレットもあり、藤内壁上部での高度感や緊張感も味わえる等、日本山岳会の皆さんに相応しいルートであるとの考えです。
そして裏道を下れば我々東海地方のクライマー発祥の地とも云える藤内壁も紹介できて、御在所登山の代表ルートとの確信をもって選択したものでした。
中腹より上部は雲に覆われ、気温から推測して降れば雪という状態だったので、中道を中止して裏道をという案もあり、対応に苦慮しながらも中道へ。20分も行くと裏道への分岐があり、そこで当日参加者を案内してくれた日向小屋の梅田氏に会い、上部の積雪状況を尋ねると、頂上は積雪10センチと言われ安全性と所要時間も懸念された。しかし現状積雪も無く「我々は日本山岳会会員だ」と意を決して中道を行く事にした。
おばれ岩には予定より早く着き、岩の説明をするも「おばれ」の意味が背負われると理解されるのに少し時間がかかってしまい「おばれる」が方言かと気付いた次第です。
ここからが中道のメインで幾つもの巨岩上からの絶景を期待したが、上部は雲に覆われてしまい、四日市の町並みの彼方に伊勢湾遠望程度でも、しばし歓声が得られた。
キレットの鎖場では61名の通過に45分も費やしたが、藤内壁上部の岩場上では積雪による危険回避のザイル工作をして安全を確保した。心配した氷結地点は氷が薄く難無く通過できて、程なく山頂朝陽台に到着した。
山頂では2センチ程の積雪があり小雪、気温マイナス5度C。後続組を待つ間の微風でも苦になる寒さの中、期待した鈴鹿の山並みは見えず御在所岳三角点までの展望だった。
しかし御在所名物の霧氷は本格的ではないにしても素晴らしい出来栄えで、皆さん方には御在所岳山頂を堪能していただけたものと思われた。 機を同じくしてロープウエイ組も合流し、予定を早めて下山に掛かる。武平峠までの砂礫帯上のスリップも懸念されたが、積雪は少ししか無く全員難なく通過。 裏道では前壁ルンゼ前と藤内沢出合で休憩し、我々のホームゲレンデの藤内壁を紹介す。
丁度、一の壁三ルートを1パーティが登攀中であったが、かってのアルパインクライム全盛時には来るべき冬季登攀に備え、アイゼンを着けて必死に訓練したこの時期には、順番待ちする程の盛況から考えれば寂しい限りだった。 藤内小屋へ先行組は12時過ぎには到着したが、ロープウエイ組の1名は通常の歩行が困難で3名のサポートでも50分遅れとなり、以降遭対の保坂氏に預け別行動とした。
小屋では前日から精魂こめて準備した、暖かい豚汁と新米のオニギリでの昼食を提供し、皆さん方にはスタッフの誠意は充分伝わったものと思われた。しかし、お代わりの要望に応えられなかったのが唯一の反省点と思われた。 藤内小屋での昼食を終え、一路登山口のスカイライン涙橋へ下り、和田支部長の終了挨拶、梶田CLの講評の後、往路のバスに分乗して桑名駅まで皆さん方をお届けして解散とした。
参加諸氏より満足された旨の言葉をいただき充足感にひたる。携わった皆さん本当にご苦労さんでした。厚く御礼申し上げます。


