TOP > 購入時のチェックポイント > アイゼンを選ぶ際の注意点
アイゼンを選ぶ際の注意点
アイゼンは氷雪上での滑りを防ぎ、安全かつ快適な登山を行うための用具である。 ピッケル以上にその機能の良否が問われ、適切なアイゼンの使用によって、体力や技術の補完のみならず、 スピード化等にも大いに役立つものである。 各々の登山に最も適した物を選択して初めて快適な登山が可能となる。
| 歩行 | 登山は歩行に始まり歩行で終わる。歩行し易さ;そが一般的登山には重要である。 主な要素は、爪の数、長さ、位置、方向、間隔その他、一、靴へのフィット性、装着の確実性と甲への圧迫感、靴底への適合等が重要である。 |
|
| 滑り止め効果 | 急斜面では滑らないための技術が必要であるが、アイゼンによってかなりの所迄技術を補う事が可能である。 前記歩行性能の他に爪の巾、刺さり易さ、角度が適切でなければならない。 |
|
| 雪の附着 | 特に春山等で雪が腐ると雪ダンゴが出来る。ひどい時には2〜3歩毎に落とさねぱならず、不快感のみならず、大変危険な状態となる場合が多い。これはアンチスノープレートの装着で0解消できるので、ぜひお奨めしたい。 このプレートは平板を抜いた物と、型で成形した物があり、前者は急斜面での滑り止め効果が減少するので注意を要する。成形品は滑り止めの溝があるので、効果抜群である。 |
|
| 着脱 | 靴への着脱は完全かつスピーディに行わなければならない。 一般にはベルトを甲部に掛けて締め付ける訳だが、強く締めると足の血行を妨げる事がある。ゆるければアイゼンがはずれる事もあり、適度に締めて確実に固定できるバンドと技術が必要である。 最近ではビンディングタイプのワンタッチ式がかなり普及し、初心者でも確実にスピーデ イに着脱できる。しかし靴への相性が悪いとはずれる事があるので注意を要する。 |
|
| 強度と軽さ | ピッケル同様、機能優先で、絶対的強度はなく、通常使用に耐え得る程度の強度しか有し ないのが現市販中の全てのアイゼンに共通の強度である。しかし、その最低強度の基準は メーカーによってかなり差があり、最低はアルミアイゼンでつまづいても曲がる程度から、 何とか通常歩行は耐える物(チタン)、通常氷壁程度迄(ほとんどの12本爪)、かなり 厳しい条件をクリヤーできる物迄いろいろである。軽アイゼンであっても強度はまちまち で、焼入無しで商品化されていた物(4本爪、6本爪)があり、それ等は材料厚さで強度 を保つ考え方が一般的で当然軽量化は望めない訳だ。 選択基準は外観で強度は判別不能なため、やはりメーカーを信じるか、過去の実績を評価 するしか手段は無いものと思われる。 | |
| 靴への適合性 | 登山靴はメーカーや種類によってかなりの差があり、アイゼンにフィットしない場合があ る。現在のアイゼンは全てアジャスト可能でもジャストフィットしない物は使用しては いけない。 | |
| 用途の適合性 | アイゼンは一般に12本爪から4本爪迄あり、それぞれの登山に最も適した物を選択しな ければならない。過剰装備はロスが大きく、時には危険を伴う場合もあり、よく考えなけ ればならない。 | |
| そ の 他 | デザイン、経済性、納期、アフターサービス |


